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病院であっても避難訓練とかはやっぱり重要なのね

2006/12/09 17:40

 

時々おきる病院火災のニュース。たいていの場合は放火が多いみたいですね。日本の場合は今やほとんどは禁煙だったりするから、なかなか火の出るところがありませんもんね。でもモスクワなんかは、未だに病院内で患者さんやお見舞いの方がスパスパやっている感じもしますが。(これは差別というか先入観というか・・・)



ほとんどの日本の病院では、防災訓練とか火災訓練とかを年に何回かやっており、避難のためのマニュアルまで作成されています。訓練は医療スタッフや患者さんが全員参加ということはないんで、本当にイザというときに無事避難できるかはわかりませんけど・・・。



アタクシが勤めていた一つの病院で面白い訓練をしていたところがあります。災害時・火災時避難訓練の一つなんですけど、手術中に緊急事態が起きたときの訓練です。



確かに手術中に災害・火災が起きてしまったら、医療スタッフにとっても、患者さんにとっても最悪の事態です。麻酔をしてお腹を開いた患者さんを連れて戸外へでるわけにもいきませんし、かといって、その患者さんを置いて医療スタッフだけ逃げるわけにもいかない。



その病院のマニュアルでは、緊急時には手術中の患者さんを避難できる状態にもどしてから麻酔をした状態で患者さんと避難するようになっていたと思います。

実際どういうことかというと、例えば、お腹を切っていた患者さんなら、手術を中断しても安全な状態にして、傷口を手術室から出しても、感染しない状態にして、麻酔を掛けたまま、麻酔装置とともに避難するのです。この病院では15分以内に避難するようにと指導されていました。


で、ときどき、実際に避難訓練を手術中にするわけです。訓練ですから、実際に患者さんを手術室の外に搬出することはしませんが、外科医には、時間内に手術を中断していいところまで進めることが要求されます。
手術室から患者さんが出ていてもいいように、傷口をしめたり、包帯で被う時間を5分とっていますから、災害・火災想定時間から、10分で、いわゆるキリのいいところまで、手術を進めるわけです。


これは、結構難しいもんなんですよね。外科医にとっては、手術中に火災や災害が起きたときは、患者さんとともに手術室に取り残されちゃうことを痛感する訓練なんですねぇ。患者さん置いて逃げるわけにもいかないしねぇ。。。。




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